海外生活 フランスバスク編

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ハーグ条約

以前に書いた低所得者さん用住居の申請

をした後、


同僚の義理のお父様がその低所得者に住居を紹介する所で働いていると、携帯電話番号を教えて頂き、電話をしました。


すぐに返答があり、その義理のお父様の同僚の方とアポが取れ、翌日すぐ行って来ました。


事情を、今の状況を説明し、何とか優先的に住居を探してもらえることになったものの、引っかかるのは、私のVisa、滞在許可証だ。


ちーん。


今、なんと、切れている。


ヤバすぎる。


この10月からの離婚騒ぎで、ビザの申請で旦那と揉めていた、、、


もし、離婚したら、


フランスに残るか、日本に帰るか。


、、、私も、あまりにも日本に帰りたい(結婚前から言っている、、、)笑がために、離婚したら日本行きを少し考えた。

正直。

1: フランス残って、旦那と半分半分子供と一緒

2: 日本帰って、子供に会えず、きっと、会えてもバカンス時期のみ


でも、

ハーグ条約。


、、、ひっかかる。

犯罪者になってしまう。

旦那は絶対に子供を手放さない。

単なる旅行でさえも、両親の同意書が無いと、ダメらしい…


離婚調停だって、よっぽど、旦那に非がない限り、フランスは共同親権だ。


フランスでは、共働きが当たり前。

男女の差が社会的にも一般的にも日本よりも無いと思う。


日本はまだまだマッチョな考え方が男尊女卑的な考え方が未だに存在していると思う。


日本は離婚したら単独親権。

それが一般的なのは、なんで?と海外から言われるのは、分かる(しかも単独親権が母親になる事が大半)。


なんで?単独親権?

女がお腹で何ヶ月間も育てるから?

母性があるから?

母乳あげるから?

昔みたいに母親が家事全般をやり、父親が外に働きにでる家庭が一般的だった頃は、その単独親権になりがちなのは、わからなくもない。


、、、いや、やっぱりそんな時代でも違うかも。


よっぽど暴力から逃れるため、とか、育児放棄じゃない限り、料理ができなくたって、愛情があれば、共同親権にするべきだと思う。男だからとか女だからとか、両親共に子供に会う権利はある。だって二人で作った、二人だから、できた子供であって、どっちかが会えないなんて辛すぎる。


2019年にフランスの公共の放送、france2の"envoyé spécial"という番組で日本人元妻の日本への子供の連れ去りについて報道された後のフランス人の反響が凄かった。


この3月の放送後、フランス人に日本人女性だと言うと、"あーあれは酷い""どうして君達はそうなんだ?"と、質問責めにあったのを覚えている。


しかも、マクロン大統領が6月にあのフランス人男性らと東京で面談し、彼らに寄り添う考えを示した他、これからも支持していくと発言した。


だから、私がいくら日本帰りたくても、子供を置いて日本に帰れない。

子供といたいから、子供から父親を奪うべきではないし、私にその権利はない。いくら嫌でも、フランスに住むしか無いのである。


子供と一緒にいたいから。


選択肢はもともと無い、、、


話がそれてしまった。

次回は、またビザの申請について話したい。